2017
16
Dec

フリーランス

好きなことでお金を稼ぐ、フリーランスという生き方

こんにちは、T.K.Works / フリーランス音楽クリエイターの上村(@j_k_vincent@tkworks1996)です。

 

 

先日、同級生のプロイラストレーター・高田ゲンキ(@Genki119)くんの「ライフハックで行こう!」ファンミーティングin東京」に参加してきました。若きパワーに溢れていて気持ちが若返りました(笑)

 

先月から今月にかけて積極的に交流会に参加したのですが、そこで出会った方々と話をする上でフリーランス1年目の自分は色々と考えることがあり、今回はフリーランスという生き方について考えを書いておきたいと思います。

 

 

社会人(サラリーマン)との違い

これはどこでも言われていることですが、やはり「収入」でしょうか。
サラリーマンは毎月定期的に決められた給料を手にすることができます。場合によってはインセンティブ(収益に貢献したことによる臨時ボーナスみたいなもの)を貰えたりして一時的に収入がアップすることもあります。
企業によっては、夏冬ボーナス以外に年度末の業績ボーナスが支払われたりしますね。
社会的な信用や保証も会社勤めであれば自営業に比べれば強いです。

 

フリーランスは基本一人なので、自分が歩みを止めてしまうと全てがストップします。
誰かが自分の事を常に見ていてコントロールしてくれることもありません。
手・足・思考を止めてしまえば、ダイレクトに収入に響いてきます。

 

好きなことを、時間や場所、人に縛られずに仕事をすることができる = フリーランスはラク
というイメージが結構あると思いますが、その反面、常に動き続けないと仕事そのものを継続していくことができません。

 

会社はいろんな職種の方が連携して事業を回しています。
技術職・営業職・管理職・事務職・etc…
規模が大きくなればなるほど、1人あたりの仕事や責任は狭くなっていきますので、
よほどマルチに動ける人でない限りは視野は限定的なものになると思います。

 

フリーランスは上記の職務を兼務しているものと考えていいと思います。
技術であり営業であり経理であり、事業拡大のための戦略を考える。

 

企業では分業でやれることが、
フリーランスになると気を回さなくてはならない場面が多々あったりします。
歩みを止めてはいけない、というのはそれらもひっくるめて「止めない」ということになりますね。

 

フリーランスに向いている人ってどんな人?

僕の持論では向き不向きはないと思っていて、どんな人でもフリーランスになれます。
書類上の話をすれば税務署に開業届を提出してしまえば完了です。
ただし、フリーランスになるために必要なスキルというものは存在し、それら自分に足りないものを補うことができるかどうか、それが大きいと思います。

 

僕は幼少の頃、人前で話をしたりするのすごく苦手だったんです。
むしろ前面に立って目立ってしまうことがすごく嫌でした。

 

お遊戯会ではセリフも全然ない役を選んだり、合奏では安定のその他大勢ソプラノリコーダー。
運動も苦手だったし勉強も全然できない、何一つ褒められることがありませんでした。

 

少しくらいは運動した方がいいだろうということで、友達の誘いでサッカークラブに入ったことがあったんですが、サッカーってショルダーなんとかってあるじゃないですか、あれが苦手でした。嫌いでもない人の肩に当たってボールを奪いにいく、それが性格的にできなかったです…
集団行動・チームプレーも苦手だったのでサッカーに面白みをまったく感じず、数ヶ月で辞めてしまいました。

 

ただそんな自分をやっぱり変えたい、って思っているところもあって、、、

 

それで何か自分にできるスポーツはないかな、と思ってたどり着いたのが器械体操でした。
器械体操は団体競技でもあるんですが、競技自体は個人プレーだし大勢の人が見ている中で1人で演技をする。
最初の大会はすっごい緊張したんですが、内気な自分にはぴったりなスポーツだったんですよね。

 

器械体操を始めてから親や他人に褒められることが多くなりました。
それがモチベーションとなって続けられたんだと思いますが、内気だった性格が徐々に外向きになったのは器械体操のおかげでもあります。

 

コミニュケーション力はフリーランスをやる上で最低限のスキルと言えると思いますので、まずこれをクリアできないことには自分で仕事を生み出していくことは難しいと思います。

接客の仕事で人を知ろう

接客の仕事はかなりの人と接することになります。
大抵はマニュアル通りの予定調和とは行かず、独自の判断が必要な時もあれば、責任者が出てこなければ解決できない問題など、来店されるお客さんそれぞれにドラマが生まれていきます。

 

僕が接客の仕事をやる上で気づいたことがあって、
例えば、接客する店員からすると、「今日はあなたで800人目(だいたい)の接客です」という状態であっても、お客さんからすればこの店で一番最初に接客をしてくれた店員。つまり1人目。

 

たぶんこんなにお客さんが入るとは思ってなかったんでしょうね。もううんざりだー、っていうのが見て取れます。
些細なことから「この店の店員は接客態度が悪い」なんてことに繋がっていくと思うんですが、深夜のコンビニ行くと「来るなオーラ」がすごい出てる店員を見かけます。でもこういうのってすごい損してると思うんですよね。

 

せっかく人とコミニュケーションを取れる場面を自分で不意にしていると。
目先の時給しか見ていなければ、同じ時給で忙しく働くのはすごく損をした気分になりますけど、お店の看板で営業活動せずに人がじゃんじゃんやってくるって恵まれた環境だと思うんです。
人間観察、人を学ぶには十分すぎる環境だと思います。

 

一般的なものかもしれませんが、
300件のリード(顧客リスト)にアタックをかけて、そのうちの100件が反応を返してくれて、実際に受注に繋がるのはそのうちの2〜3件程度。営業かけても1%程度しか受注に結びつかないんです。100発100中なんてありえない。
99%は骨折り損になる可能性もあって、失注のたびに肩を落としている暇なんてないんですよね。

 

フリーランスで必要な素養として、コミニュケーションの上に成り立つ人脈。
人脈を駆使して成約率を上げていく努力が必要になります。企業とは違って分業ではないので、営業だけに時間をたくさん使って居られないフリーランスにとって、仕事得るためにネットワークを常に持っておく必要があると考えています。

 

結論としてフリーランスになる前に接客仕事をガンガンやっておいた方がいいです、って思ってます。
お客さんに怒られるとすごく凹んだりしますけど、それらも含めて一通り経験しておくと将来役に立ちます(わざと問題をおこすのはダメですよ)

 

無駄な仕事って思ったら負け

20代前半、ファミレスでバイトしてた期間があったのですが、ここでキッチンとホールをハイブリッドで担当してました。

 

最初はキッチンからスタートして1年ほどみっちりやってからホール(接客)デビュー、ホール業務も一通りこなせるようになり、バイトのシフト以外の管理業務を全て覚えて時間帯責任者(店長代理)になりました。
基本的にホールで店全体を管理しているんですが、忙しくなるとスポット的にキッチンをサポートするような感じですね。

 

この役職になったことにより、自分のいる時間帯から社員を外すことができ、結果的に社員シフトにも余裕ができました。
またこの店でキッチン・ホールをハイブリッドでこなせる時間帯責任者が存在しなかったこともあり、その点を買われて時給もファミレスの時給としては破格でした。

 

ここでも学んだことがあったんですが、
キッチン(料理作る) < — > ホール(接客)、この両方を目線(スキル)を持っていると、ホールからキッチン、キッチンからホールへの意識が自然に働くようになります。普通はどちらかの仕事だけなので相手の気持ちってわからないんですよね。
それが結構問題でもあって、忙しくなってくると円滑に仕事が回らなくなって、それが相手のせいと思い込んでしまう。
平和的な妥協点を見いだすことができず、結果的にあいつは分からず屋のおバカさんだ、ということになりやすい。

 

IT企業に就職してからもエンジニアと営業がお互いにバカだのアホだの言い合っている、同じようなことが起きてました。
お互いが自分の仕事を全うするに当たって、言い分をぶつけ合ってしまう。
エンジニアと営業ってスキル全然違うので当たり前ではあるんですけど、営業は技術に興味を持つ、エンジニアは営業の先にいるクライアントの要望に興味を持つ、それだけで解決できることが多いと思ってました。

 

ファミレスで学んだ経験を生かしてサラリーマンでもエンジニア –> 営業職 への職種転換をしました。
すでにフリーランス(自営業)で将来は働きたい、という考えがあったので社会人で経験できることは一通りやってみようと思っていました。結果的に15年ほどのサラリーマン生活で技術寄り、営業寄りの生活を半々くらいでしたね。

 

技術と営業のハイブリッドをやることで、仕事を先回りすることができ無駄なミーティングだいぶ減らせました。
技術が同行しなくてもシステム構成をその場で話すことができる営業は重宝されましたし、技術が自分の仕事の集中できることで結果納品を早くすることができ、顧客満足度が高ければ仕事をリピートしてもらえる確率も上がります。
仕事がリピートされれば営業成績も上がり、会社の売り上げに貢献ができ、それに伴って技術もインセンティブにあやかれる、いいことづくめです。

 

その分人の2倍以上働く結果となってしまい、MAX年収だった時1日20時間働いてました。
結局、「働いた時間 = 年収」、だったわけですが、若さもあってできたことなので今はもうやりたくないですね(笑)
社会人としてやりたいことは全部やった、とピークを感じていたのもこの時期で、中国へ旅行へ行き音楽クリエイターとして舵を切ることにしたのです。

 

お給料以上の仕事はしたくない、というのであればそれまでになっちゃいますが、
自分が得意とするスキル以外のことにも興味を持ってその目線を手に入れておくと、仕事の幅がぐんっと広がると思います。
将来やりたいこととは遠いな、と思っても結構役に立つ場面って出て来ると思います。

 

飲みニケーションもたまにはいいじゃない

もう死語ですかね(笑)
最近若い方とお話すると無駄な飲み会には参加したくない、おっさんのくだらない説教は聞きたくない。
ってのをよく聞きます。

 

この気持ちすごくわかります。

 

実際僕もあまりお酒が強い方ではないので、飲み会や居酒屋の雰囲気って全然好きじゃなかったんですよね。
ただ前の項にもある通り「無駄なことはなにひとつない」です。

 

先日、高田ゲンキくんのイベントで登壇された染谷昌利(@masatoshisomeya)さんのスライドの中で印象的なものがありました。「なぜ企業から受注できるのか」への答え。

 

仕事のクライアントは様々ですが、企業を相手に仕事を獲得する場合は大抵社内稟議を担当者が上司宛に上げる
基本担当者は決済(会社のお金を使う権限)が一切無いので、お金を使わせてください、というお願いを上司に対してすることになります。この稟議の金額に応じて最終的に決済を下す役職が違うのですが、一番高額なものは社長まで上がります。

 

何が言いたいかというと、実際に仕事を獲得する場合、企業の役職者が裏に必ずいるということ。
担当者レベルでは「いいですね、いいですね」となっている話も、稟議書の内容いかんでひっくり返ることも全然あります。
そしてよほど若い人で構成されている会社でなければ、この稟議書にハンコを付くのは若い子たちが言う「おっさん」です。

 

つまりこの「おっさん」を説得することができなければ、仕事になり得ないってことなんです。
僕はこのことに気がつくまで時間がかかりました、そもそも稟議書の存在自体知らず、担当者が買いたいとお願いすれば会社は金を払ってくれるものだと思っていたからです。

 

これに気が付いた時に、キーマンは誰か?ということをすごく意識するようになりました。
実際、決済権限者に直接話ができなくても案件を獲得することができます。ただその場合はクライアントの担当者がよほどこちらが提供するモノやスキルを熟知していない限りは難しいです。
売り込む側は専門家なのでいくらでも説明はできますが、担当者がそうで無い場合が多いので、不要なフィルターを通して間違った情報が稟議として上がってしまって稟議が通らないなんてこともあり得るんですよね。

 

場合によっては一席設ける必要も出て来ると思います。
担当者レベルであればどんな店でも問題なかったりしますが、決済者が同席するような席では企業の場合は役職を合わせて同席していただくと言うような計らいが必要になります。お店選びにもセンスが出たりします、それが企業のイメージ、個人のイメージに直結することもあります。僕も昔大失敗したのでこれは学びました。。(超狭くて超うるさい店…)

 

なのでおっさんとの飲みは大抵若いものへの説教となることが非常に多かったりしますけど、普段から飲みの席に慣れていないと、いざ顧客ととなった時に大恥をかいてしまうこともあります。そういった意味で勉強のつもりでたまにお付き合いするのは自分の為にもなります。その点はさすが人生の先輩と思うところもあったり、なかったり?
飲みを強要するわけじゃなく別に烏龍茶でも大丈夫ですので(笑)

 

「担当者の先にいる上司を説得するための支援がどこまでできるか」、できればその上司の目線を持てているとなお良いと思ってます、肩書きは気にせずに上の仕事にどれだけ興味をもてるか、求めれば知ることはできると思います。
判断するのは上司の仕事で私の仕事じゃありません、ってよく聞きますが、
これチャンス逃してます、非常にもったいないです。

 

まとめ:フリーランスに必要なこと

長くなりました。
僕が思うフリーランスに必要なこと、「どれだけ相手の目線になれるか、立場に立てるか」です。
自分が今フリーランスとして駆け出して感じたことは、業界のことを知らなくても飛び込むことは可能だった事です。
ただネットワークを広げる努力は怠ってはいけないと考えてます、ネットワークの広さは既存フリーランス音楽家に比べれば劣っている点だと認識しています。だから「歩みを止めてはならない」ですね。

 

今、提供できる技術、相手が欲しているものを形として落とし込める能力、それさえあれば売る商材はなんでも大丈夫です。
自分はIT商材を売るよりも自分自身を商材として売り込んでいく方がより自信を持ってオススメする事ができます。
自分の能力は自分が一番わかってますからね!

 

僕はもともと社会の事をあまり知らなかったのでサラリーマンという立場を経由する上で色々な事を学びましたが、
やれる!と判断した時点でどんどん飛び出した方が良いと思います。

 

失敗は命やお金に関わるものでなければ極力した方がいいです、自分で納得のいく失敗であれば次は失敗しないようにたち振る舞えます。他人が言う言葉を鵜呑みにして、なぜダメなのか?という思考を持たなくなる方が危険だと思います。
年を取ってからの痛手は立ち直るまでに時間がかかります、経験が邪魔をして痛いことから極力逃げようという意識が働いてしまう為です。

 

今は本当にいい時代です、フリーランスの先駆者が道を作り情報を発信しています。
経験者の言葉はリアルで重みがありますね。

 

どの道にするかは個人の自由ですし、色々な方の言葉を聞いて自分なりの道を開拓するのもアリだと思います。
自分で考え選択して歩いていく、それこそフリーランスの醍醐味ですね。(自由だー!)

 

それでは。
T,K.Works 上村敏仙

 

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